Penguin's holiday

できればずっとねていたい

紀伊國屋書店で本のまくらフェアをやってたので買ってみた

去年の夏、紀伊國屋書店で「本のまくらフェア」という本の書き出しをカバーに被せて本を売るフェアをやってたんですが、よくみたら近所の紀伊國屋書店でも小さいコーナーながらやってたのでちょいと試しに買ってみました。

本の闇鍋状態…!紀伊國屋の思い切ったフェアが凄い - NAVER まとめ

 

買ったのはこの 3冊

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わりと適当に直感で選んだのですが、一番左の「一枚のガラスを境にして〜」ってやつがファンタジーなのか日常描写なのか微妙にわからないかんじが惹かれました。

結果として3冊とも全然手に取ったことない小説・作家だったので、これを気に読んでみようと思います。古い作品もあったり比較的近年のものもあったり。

普段本を選ぶ時ってネットや雑誌の書評で気になったものをメモしておいて指名買いするか、本屋をぷらぷらーっと徘徊して、平置きしてある本のタイトル・帯・装丁などを見てぴぴっと来たものを手に取ってぱらぱらーっと確認…といった方法を取ることが多いので、棚にひっそりと収められてて背表紙しか見えない本とかは目に入らないしまず手に取ることってないんですよね。見るとしても知っている作家の並びだけだったり。
世の中には到底一生かかっても読みきれない数の本が溢れていて(毎年日本だけでも7〜8万冊近い新刊が出ているらしい)自分たちはその中から沢山の出会いを得ることが出来るはずなのに、実際は先入観を持っているために視野が狭まって、自分にとっての良作を見逃しているんだろうなーと思います。なので、通常、判断材料にしている前評判・作家名・カバーなどが全て覆い隠されて書き出しの文章だけを見て自分のインスピレーションのみで判断するっていうのは、普段と全く違う判断基準で選べて面白いですね。

このフェアで並べられてる本は薄めのものが殆どで取っ付き易くていいです。価格も文庫本なので高くないからもし実際読んでみてびびっとこなくても恨みっこなしなかんじで。

 

では、早速読んでみようかと思います。