Penguin's holiday

できればずっとねていたい

スーパー豪華寝台「ななつ星」が出発したので博多駅に見に行ってきた

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昨日のお昼時、会社の人から「ななつ星、今日出発初日らしいですよ」と誘われまして、ちょっと抜けだして発車を見に行ってきました。

朝日新聞デジタル:豪華寝台「ななつ星」出発進行 高級感とおもてなし - 社会

 

結論としてはあれです、人大杉でまともに見えなかった+ろくな写真撮れませんでしたしょぼーん(´・ω・`)

 

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平日の昼だというのになかなかの盛況具合。

車両よりは内装とかどんな人が乗ってるのか(ゲスくてすみません)気になったんですが、中は外にもましてよく見えませんでした。

 

行く途中に「ツアー代、最高で100万近くするらしいですよ!」って会社の人が話してて、いやーさすがに九州一周でそれはないだろう…と思ってたのに、戻ってきて何気なくサイトを見てみたらガチでして、ブフフってなりました。3泊4日・九州一周で約100万とは…余裕で世界一周できちゃうじゃないですかおぉう…。

九州に住んでる身としては、九州は生活圏内、かつちょっとした休日に足を伸ばす範囲…というイメージなので大金払って周遊したいという気持ちがあんまし起きないんですよね。実際ツアーに参加される方は関東・関西方面の人がほとんどだったらしいですし。遠方の方からしたらリゾート地のイメージなのかしら。確かに、同じようなコンセプトで北海道周遊とかだったら乗ってみたいかもです。

 

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最後尾。

ここが例の3泊100万近いDXスイート…のはず。
一面の車窓から走りながら景色を楽しむことができるそうな。

半沢直樹ドラマ&小説ごちゃまぜの感想

とりあえず、ドラマ最後まで見てえーってなった人は「ロスジェネの逆襲」を早く読むと幸せになれるとおもう。

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲

 

だいぶ今更感が漂ってるけど…。

実は意外とミーハーで流行りものには周回遅れで飛びつくほうなんですが 、ドラマまでみておぉ面白い!…と思ったのは久々なので感想まとめときます。ちゃんとした文章にするほどもないので半箇条書きで。ほぼドラマのことです。

ちなみに小説 → ドラマの順でみました。
大分ネタバレというか見たことある人しかわからない内容です。

 

  • 小説は「ストーリー」が中心、ドラマは「人」が中心って印象。
    小説ではみんな結構あっさりした描写なんですが(大和田常務とか単にガタイのいい人くらいの印象しかなかった)、演技と演出が付くとえらい特濃になったなぁと。うまくキャラクターに特徴付けて膨らませてる。バンバン机叩く小木曽次長とかタブレットばっかりみてる福山次長とか。黒崎検査官は小説でもオカマキャラで異彩を放ってたけどドラマで更に胸焼けしそうなことになっててうぉっぷ。
  • ↑に被るけど、半沢のキャラクターがドラマだと人間味が感じられてよかった。
    小説だと「正義感の強い毒舌のキレ者」で完璧超人って印象だったけど、ドラマではプラスして人情味出してみたり、コミカルだったり、時には焦ってみたり失敗してみたり色んな面が出てて面白い。中でも、1話で渡真利に「お前マジこのままじゃやばいぞ」って言われた後、ひとり項垂れながら立ち飲み屋でビール飲んでるシーンがよかった。そりゃ普通酒も飲みたくなるよね。
  • 小説とドラマではかなり設定が違う部分があって普段だと原作から入るとかなり気にしちゃうほうだけどうまく活かしてあって今回は全然気にならなかった。特にお父さんが亡くなっててその敵が常務っていう設定はあらすじ見たときに「えー・・・」って思ったけどこれはこれでよかったと思う。どちらも楽しかった。
  • 花ちゃんの料理が超うまそうでおなかへる。
  • 花ちゃん…というか上戸彩のお肌がキレイすぎてまぶしい。
  • 壇蜜の圧倒的ゴージャス置物感。だが、それがいい
  • 演技が大げさすぎて言論バトルシーンは見入るよりも逆に笑いが込み上げてくる。ほんと現代版時代劇だなぁ。リアルだけど超フィクション。
  • 頭取や常務が部下を引き連れて廊下を行進するシーンが何回かあったけど、「白い巨塔」の「総回診」を思い出して血わき肉踊る。(白い巨塔も大好きでした)
  • 個人的に好きだった(超細かい)シーン
    第3話 裁量臨店で小木曽次長のかばんから出てきたヒアリングシートを半沢がパァンッ!!!って投げつけるとこ
    その後の小木曽次長の満面スマイル
    第4話 半沢の「10倍返しだ!!!」
    第5話 アルテミスで東田に美樹が「さよなら」って言って去っていくとき入口付近で振り向くとこ
    第6話…あれ?7?? 地獄の飲み会最後に半沢のネクタイ触りながら懇願したのに「そんなわけねぇだろ」って即答される古里
    同じく、疎開資料を貸し金庫に取りに言って、時間を稼げと言われて機転利かすのに成功した古里
    第8話 模擬検査 タブレット福山の「ヴァカカー!!!おまえはー!!!」
    第9話 金融調査 打開策がなくてうなだれる半沢→「引当金積むことになるわよ!」→「そのどちらも…了承するわけには、参りません!」で急に復活
    同じく、疎開資料見つかりそうになってマジで慌てる大和田常務
    最終話 取締役会での「うるさーい!!!」っていう岸川常務の絶叫
    同じく、ラストシーンに向けて花も部下も昇級だね!って持ち上げてたのに出向告げられてぶつ切りで終わる最後
  • しかし、なんでこんなに半沢が土下座させたがるのかがさっっっぱり理解出来ない。ドラマの絵面的に見栄えがするよう…てのが大きいのだろうけど、そんなやたらと「土下座して詫びてください」ていわんとも…土下座してるほうも心から詫びてるわけじゃないから単に溜飲を下したいだけてことかなー。

 

以上です。いやぁびっくりするほどとりとめがない。

 

個人的に小説だと「ロスジェネの逆襲」が一番好きだったので、映像化が楽しみです。
前2作も「仕事は上司のためにするのではなく、会社全体のため、そしてなにより顧客のためにすること」っていうテーマが根底にあるんだと思いますが、ロスジェネはそれが更に強く描写されてる感じ。仕事でウワァアアアァァチッキショウガアアァァアア!!!!!…ってなってる時にまた読み返したい。

そして、「銀翼のイカロス」の単行本化も楽しみですなー。

 

続きが楽しみ楽しみで、わくわくしながらもういくつ寝るとが出来る作品が増えるのは、とっても幸せなことです。

 

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

 

 

オレたち花のバブル組 (文春文庫)

オレたち花のバブル組 (文春文庫)

 

 

Re:誰か、「仕事は楽しい」と言ってくれ

誰か、「仕事は楽しい」と言ってくれ
http://anond.hatelabo.jp/20130904002714

 

専門学校を卒業する年、さぁこれから就職活動始めるぜってときにまったく同じこと考えてた時期があったんでこれ読んでビビった。

あーもーこれから墓場に入るんだなぁ一日働くのかぁ…っていうかそもそも就職決まるの…???みたいなことを一日考えてて憂鬱だったなぁみたいなことを思い出しましたよ。

 

まぁ、就職はなんとか決まって不承不承働き出したんだけどこれがまた楽しくない。

というか、辛い。

学生気分が抜けきれなくて怒られてばっかりだし、そもそも電話取るのすら嫌だし、社長が変なこと思いついていきなり巻き込まれるし、仕事多くて帰れないし…etc、etc。

最初の1年間はとにかく辞めることばかり考えてて早く墓場を抜けだして、現世に蘇ることばかり考えてました。

その後結局その職場は2年くらいで辞めちゃったんですけど、紆余曲折あってそれなりに居心地の良い今の職場に流れ付きまして、再び墓場にinしつつもそれなりに楽しく仕事やってます。こうやって隙間でひっそりブログ書けるくらいにはゆるいしね。

 

しかし、相変わらず仕事は辛いです。

今でも相変わらず毎日問題は起きるし無理難題も出てくるし(今のお客さん素敵な方ばかりではあるのですが)、終わらなくてキー!!!!!ってなるし、夜遅いから朝起きるのキツイし、なんかこのPC「もう」って打ったら「申し訳ございません。」ってサジェストされちゃうし…。
わたしは、全盛期のナウル共和国に産まれたかった…できれば働きたくないでござる。

一応、「制作」という好きなことを仕事にしているわけですが、なんだかこの辺も非常に微妙で、好きなモノを好き勝手に出来ないとというのは思ったよりストレス溜まるし、一度仕事にしてしまったからにはもう二度と、自分は趣味で制作を純粋な気持ちで楽しむことは出来ないと思います。

 

でもですね、今年丁度働き出して10年なんですけど、この10年間はそれまでの生きてきた期間と比べ物にならないくらい素敵で貴重な経験がたくさんありました。

それまで接したこのないような業界やタイプの人と一緒に仕事をしたり(色んな業種の人と触れ合えるのは、デザイナーって仕事のいいところですね)、自分やチームの成したことで人に喜んでもらえたり結果が出たり、叱責されヘコみつつもその後大いに生かしていけたり。そして何より自分が働いた対価にお金を貰えてそれで生活したり時には好きなモノに使えるってのは嬉しいものです。
で、まぁ、やっぱりなんだかんだ言って制作は楽しいですしね。
仕事以外で楽しいことも働き出してからのほうがいっぱいありましたよ。

 

そういえば自分が初めて、お金をもらう「仕事」をしたのは16歳の時。
コンビニのアルバイトでした。
その時の面接で店長が言った言葉が今でも印象に残ってます。

「仕事っていうのはね、学校の勉強と違ってお金が貰えるんだよ。学校の勉強はさ、いくら頑張っても直接はお金が貰えないけど、仕事は学ぶこともあってなおかつお金も稼げる。仕事での経験を活かすことが出来るように頑張ってね。」

…って今考えると労働の対価に報酬が貰えるのは当たり前じゃんって感じもするんですが……。

 

冒頭の元増田さんへのお返事としては、「仕事はしんどいことも多いけど、その中で嬉しいことも、自分のタメになることもそれなりにあって、なによりお金を稼ぐのは面白いし、仕事以外で楽しみ見つければいいですよ。あまり深刻にならず程々で行きましょう。」という感じで。

 

しかし、インターネット上の労働観って「仕事に人生掛けてます。生きることすなわち仕事。」みたいな『100』と「仕事嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…もう働きたくない……」っていう『0』ばかりが可視化されちゃってる気がするんで、もうちょっとゆる~~い、真ん中くらいの観点がもっと出てくるといいんじゃないかぁと思うんですけどね。真ん中くらいだとみんなわざわざ声を大にして言わないよね確かに。

 

 

以上、おしまい。

すみません、仕事に戻ります。。。